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2006.03.28

おねえちゃん、これ見てごらん! ギリシアにもいたセクハラ男

 新年会に花見に新入社員歓迎会。宴会になると必ずいるのが、突然脱ぎ出す男たち。女性社員をキャーキャーいわせて喜んでいるのだ。
 彼女たちは別に男の裸を見て恥ずかしがっているわけではない。こんな男が上司や同僚なのを嘆いているだけだ。たわけ者どもめが。
 私にも会社員の時代があったけれど、絶対こんな愚かなまねはしなかった。と思う、たぶん、覚えてないけど。

 そんなことはさておき、こういう連中が屈折してくると、次には公道で、女性が歩いている前に突然飛びだしたりする。自分のコートの前をはだけ、女性を驚かせて喜んでいるのだ。
 彼女が驚いているのは、男のものを見たからではない。こんなアホがそのへんをぶらついていることに対してだ。嘆かわしい。

 こうした愚か者が、古代ギリシアにもいたのだということを、テオプラストスの『人さまざま』(岩波文庫)で知った。
 この本は、アリストテレスの弟子テオプラストスが、「恥知らず」「けち」「お節介」などのいろいろな人物像を、例をあげて、面白おかしく描写している。
 古代ギリシャ人も現代の日本人も、たいして変わりはないものだ。

 例の人物は「いやがらせ」という項目に入っていて、「淑女に出逢うと、自分の外衣をまくしあげて、隠しどころを見せびらかす」露骨で不作法な男として描かれている。一種のセクハラですな。
 今も昔も、男というのは変な生き物である。

 どうでもいいが、この本の翻訳者の名前は森進一となっていた。ちょっと気になる。

 この本で、あと面白かったのは、「頓馬(とんま)」の項で、「自分の恋人が病気で熱を出しているときに、彼女の前でセレナーデ(恋の唄)をうたう」男だ。
 ちょっとしたギャグになっている。

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