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2006.03.26

見殺しにする子はどっち? 母親に迫られた究極の選択!

 映画『ソフィーの選択』では、母親がナチスの将校に選択を迫られる。2人いる子のどちらか1人は助ける。助けたいのは、どっち? 
 極上のラーメンと至上のチャーハン、選ぶのはどっち、というような生やさしい問題ではない。
 子どもたちの目の前で、どちらか1人を選ばなければ、3人とも助からないのだ。
 まさに究極の選択である。

 これと似た話が、鎌倉時代の説話を集めた『沙石集(しゃせきしゅう)』(岩波文庫)にある。
 こちらも母1人に子2人の話だが、設定は少し違う。
 ある日2人の子どもが出かけている間に、母が隣人にはずかしめを受ける。それを知った子どもたちは隣人を殺害してしまった。
 逮捕された兄弟は、互いに相手をかばい、自分1人の犯行だといって譲らない。母は母で、実行犯は自分であると主張する。
 さて、お上の決定は、母は助ける、子どものうち1人を誅すというものだった。助けたいのは、どっち?
 しかし、母親は意外とあっさり兄のほうを助ける。理由は、兄は継子で、弟は実子だったからだ。前夫から、兄をわが子のように育ててくれ、と頼まれたからだという。
 その母の心根が認められて、3人とも助かる、という話。

 さて、2つの究極の選択、あなたの好みは、どっち?

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