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2006.04.12

ダメでもともと… この言葉に何度はげまされたことだろう

 仕事に行きづまったとき、くじけそうになったとき、手にとりたくなる本がある。

 私にとっての、そのようなときの本は美内すずえ『ガラスの仮面』(白泉社)だ(恥ずかしながら)。

 かつて、この漫画を仕事の途中で読み始め、買った巻を夜中に全部読み終わり、朝になって本屋が開くのを待ちきれない思いで待っていたことがある。

 テーマとなっている演劇は、かつて私も片足を突っ込んだことのある世界であり、感情移入もしやすかった。

 落ち込んだときにいつも手にとるのは、文庫版13巻目。芸能界を追放されてどん底まで落ちたマヤが、自分の力ではい上がろうと、劇場のオーディションを受けるシーン。劇場のロビーで一人制作主任を待ちながら、マヤがつぶやくのだ。

「ダメでもともと… いままで何度この言葉にはげまされてきたかしれやしない… ~ 自分の運命の扉を開くことができるのは自分のこの手だけ…!」
 この辺で胸が熱くなってしまう。

 そして、私も、自分の手を見つめながら、自分にこう言い聞かす。
「ダメでもともと! この手だけ!」

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