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2006.05.29

いのちは忽ちにをはる そは得ることかうしなふことか

 アルバム『ジョンの魂』の曲の歌詞は、ジョン・レノンが俳句に影響を受けてつくったものであるという。
 正直言って「?」なものだった。
 外人が日本の影響を受けてつくったというものには、往々にして日本人から見て見当違いなものが多い。

 イエーツ『鷹の井戸』(角川文庫)は、そのなかでも成功しているもののひとつか。
 能の影響で書いたという戯曲「鷹の井戸」は、永遠という時間を封じ込めてある点で、能に近づいていると感じた。
 いつかわからないときに、一瞬だけ永遠の生命を得られる水がわき出るという枯れ井戸。水が湧く一瞬を待つ老人。
 シンプルな道具立てもほほえましい。

 補足情報として、この本の訳者、松村みね子とは、芥川龍之介の幻の恋人といわれている、歌人・片山廣子のペンネームである。

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