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2006.05.16

種もしかけも、ありあり。

 これまで何冊かいろいろなノウハウ本を書いてきた。どんな種類のノウハウ本でも、鉄則となるのは、肝心なことは明かさない、ということだ。
 素人でも、読めば、ある程度はできるようになるが、肝心要の部分は知ることができない。

 武道の世界でも同じだ。日本の武術では、巻物などで、その流派の技を目録として残してきた。世界でも日本の武術にしかない文化である。
 しかし、巻物には書いていないが、師から直接教わる「口伝」というものがあるのだ。
 今の日本からは、このような「口伝」で伝えられるような文化が急速に失われている気がする。

 泡坂妻夫『大江戸奇術考』(平凡社新書)。
 江戸時代から、手品の種明かし本はずいぶんあったのには驚いた。

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