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2006.05.08

つとめはげめば、思いのほか功をなすことあり

 朝食が終わって、本棚の前に立つ。今日はどの本を選ぼうか。一日のうちでもっとも楽しい一ときである。

 本居宣長『うひ山ふみ・鈴屋答問録』(岩波文庫)。
 「うひ山ふみ」は、宣長晩年のとき、初学者のために書いた学問の心得である。

「詮ずるところ学問は、たゞ年月長く倦(うま)ずおこたらずして、はげみつとむることぞ肝要にて、学びやうは、いかやうにてもよかるべく~」
 学び方はどうでもいいから、あくことなく、長く続けよとおっしゃる。

「又晩学の人も、つとめはげめば、思いの外功をなすことあり」
 おお、いまからでも、遅くはないのですね。

「されば才のともしきや、学ぶ事の晩(おそ)きや、暇(いとま)のなきやによりて、思いくづをれて、止(やむ)ることなかれ」

 私が、日記を続けられるのは、宣長先生のこれらの言葉があるからである。

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