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2006.05.02

善人なをもて往生をとぐ、いはんや助平をや

 知り合いの女性に聞いた話だが、彼女が、入院していたおじいさんを見舞いに行くと、さっと、おじいさんが何かをベッドの下に隠した。おじいさんが手洗いに立ったすきに、布団をはがしてみると、若者が読むようなH本が隠してあったという。

 かわいらしいじいちゃんだと、彼女は笑っていた。
 でも、どんなにいいおじいちゃんだとしても、きっと死んだあと話題になるのは、このH本の話だろう。
 じいちゃんは、自分の善良な人生を、1冊のH本と引き替えにしてしまったのだ。みんなに愉快な記憶だけを残して。

 あぶないあぶない。蔵書管理はきちんとしなければ。ろくな本を持っていないものな。

 今日は、きのうのフローベール『三つの物語』(岩波文庫)のなかから「聖ジュリヤン傳」を読んだ。
 動物の殺生にとりつかれたジュリヤンが父母殺しを犯し、最後は神に召される、という伝説をもとに書かれた物語。
 犯した罪が大きいほど救われる。
 信仰の奥深さを感じさせられる話だ。

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