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2006.05.01

ボッチャン!ココロエマシタ! マリサン、コンニチワ!

 子どものころ、一時期、祖父が知り合いから借りてきた九官鳥を飼っていた。すぐに私の名前を覚えて、大声で私の名前を呼ぶようになった。
 かわいいヤツだった。
 九官鳥は、その後、また誰かに貸し出され(ペットの貸し借りもどうかと思うが)、その家で、夏のある日、九官鳥も暑いだろうとクーラーの前に置かれ、凍え死んでしまったという。

 何事も人間の尺度ではかっては、いけないということだろう。
 話は飛ぶけど、欧米では、クジラやゾウの保護運動が盛んだが、どういう動物が保護運動の対象になるかというと、動物園での人気と比例するという話を聞いたことがある。
 たとえば、カバなどは同じ絶滅危機種であるにもかかわらず、動物園では人気がないので、ゾウなどのように関心を集めないというのだ。
 ま、所詮そんなものだろう。

 ところで、今日読んだのは、フローベール『三つの物語』(岩波文庫)のなかの「まごころ」だった。
 ある田舎の家で奉公する女中さんの、愛と別れと喜びと悲しみの物語だ。
 とってつけたような説明だが、本当にこの通りの話なのだ。
 この主人公が、大切にしていたのが、鸚鵡だったのである。
 それで、つい、子どものころのことを思い出してしまった。

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