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2006.08.22

昔も今も庶民は珍しいもの好き

 いま書いている本で、この本だけは参考資料として欠かせなかった。
 西村三郎『文明のなかの博物学』(紀伊国屋書店)上下二巻。

 18世紀、ほとんど接点のなかった西欧と日本で、空前の博物ブームが起こる。
 人々は、珍奇なもの、希少なものを求めて、博物誌を買いあさり、物産会におしかけた。
 なぜ、東西の両極で、このような博物趣味が勃興したか。著者は縦横に推理を重ねていく。

 とくに、日本の博物学推進のひとつの核となったのは、朱子学であったという、意外な推論が提起される。
 いやあ、おもしろい。ほとんど一気に読んでしまった。

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