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2012.05.23

変身した異邦人が絶望

カミュ『異邦人』(新潮文庫)
   『太陽の讃歌 カミュの手帖1』(同)
   『反抗の論理 カミュの手帖2』(同)
カフカ『変身』(岩波文庫)
頭木弘樹編訳『絶望名人カフカの人生論』
(飛鳥新社)


一緒くたに読んでいたら、カミュとムルソーと
カフカとザムザの人生がミックスされてきた。

作者と主人公の人生がカブってくるのだ。
混乱してどれがどれだかよくわからん!


カミュとカフカは「絶望的な文学」として、
よく比較されるらしい。

私見では、両方とも、絶望的には思えないけどな。
とくに、『異邦人』なんて、
妙にカラッとしたところがある。

『変身』も絶望というのとは少し違うかな。
「無関心」という感じがする。
その無関心がまた怖いのだけど。


う~ん、しかし、両方とも再読してみて、
やはり、ガキの頃には何もわかっていなかった。
しかし、だからこそ、若い時に、
読んでおいた価値があるのだろう。

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