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2012.05.29

初期ギリシア自然哲学者断片集

ようやく、頼まれていた企画書を
S舎に送った。

S舎の企画書を書くために、
科学書の棚から何冊も本を抜き出した。
これだから、科学書の処分はできないのだ。


久しぶりに、
『初期ギリシア自然哲学者断片集』(全3巻)
日下部吉信編訳(ちくま学芸文庫)
も引っ張り出してみた。

タイトルのとおり、初期ギリシア哲学者の
情報や言動について書かれた断片的な文書
を集めてある。

タレス、アナクシマンドロス、ピュタノゴラス、
ヘラクレイトス、パラメニデス、ゼノン、
アナクサゴラス、レウキッポス、デモクリトス
などなど。

人類の思想らしい思想が生まれる以前の
自然学的、哲学的、倫理学的考察。
原初的であり、断片的だから興味が尽きない。


このうち、金欠病の私を慰めてくれる
デモクリトスの珠玉の名言を3つ。

「多くを欲しないなら、わずかなものでも
 君には多いと思われるであろう。小さな欲求は
 貧をも富と等しい力を持つものにする」

「適度の財産で明朗快活である人は幸福であり、
 多くのそれでも不機嫌な人は不幸である」

「貧乏に立派に耐えることは、節度ある人に
 属すること」

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