« 生霊(いきすだま) | Main | 食卓の賢人たち »

2012.05.04

アナーキズム・ナショナリズム

明日は、闘う思想家・浅羽通明氏の講演
「日本の現在」を聞きに行くため、
彼の著書を簡単に読み直すつもり。


浅羽さんとは、彼が学生時代からのつきあいで、
当時、私がいた出版社によく来ていた。
一緒に早稲田の学園祭を演出したこともあったっけ。
懐かしい!

その彼も、いまでは著書多数、多くのファンを
もつ、人気思想家となった。


その浅羽通明氏の代表作の一つが、
『アナーキズム』『ナショナリズム』
(いずれも、ちくま新書)。

筑摩書房の名全集『現代日本思想大系』全35巻の
同名巻へのオマージュである。

『アナーキズム』では、「大杉栄」「竹中労」
「埴谷雄高」「宮田登」「鶴見俊輔」「松本零士」
など10名の新テキストをもとに、現代の問題を
アナーキズムの観点から洗い出す。

『ナショナリズム』も同様だ。


いかにも現代人が敬遠しそうな、「アナーキズム」
や「ナショナリズム」を武器としたのが、
彼の真骨頂だ。
もちろん、彼はアナーキストでもナショナリスト
でもない。いやどちらでもあるかもしれない。


いまでは忘れ去られそうな「アナーキズム」
「ナショナリズム」が、現在の問題を解く
鍵となる。


さて、今度の浅羽さんは、どんな話をするんだろう。
あすの講演が楽しみだ。

|

« 生霊(いきすだま) | Main | 食卓の賢人たち »