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2012.05.06

無人列島

先日、駅前を歩いていたら、
「自叙伝無料です」というプラカードを
もっている男がいたので、もらってみたら、
『平和を愛する世界人として』○鮮明
という本だった。

なるほど、大学の新入生をターゲットに
しているのだろう。

通りは右翼の街宣カーと警察車両がやたら多かったし、
騒然としていた。右翼と統一は反共では同じか。


●忘れかけていた映画監督
 金井勝監督
 この前、ふと思い出した。
 日本の前衛映画の最高峰。寺山修司と並ぶ奇才。
 1969年の『無人列島』から、『GOOD-BYE』、『王国』と
 立てつづけにムズカしいけど新鮮な問題作を発表した。
 当時、ムズカしいことはカッコいいことと考える少年
 だったので、夢中になって観に行った。
 全然理解できなかったけど、
 その後の私の表現活動に多大な影響を与えた。

 念のため、アマゾンで調べてみたら、『無人列島』の
 VHSビデオしかなかった。でも、最近まで活躍していたようだ。


※以降は、不快な気分になる人もいるかもしれませんので、
  閲覧ご注意ください。ホラー映画が好きな人は大丈夫。


●後味の悪い映画3 (ただし、つまらない映画は除く。
 つまり面白かったけど後味の悪い映画)

★デヴィッド・フィンチャー監督『セブン』

 映像や表現は定評あるが、これくらい
 救いのないラストも珍しい。悪夢だ。
 でも、嫌いじゃないんだよな。

★ラース・フォン・トリアー監督『ダンサー・イン・ザ・ダーク』

 むしろ、ゲテモノ映画といってもいいのではないだろうか。
 CMで「感動しました」と泣いていた観客が理解できない。
 そりゃ、私も泣いた。3分の2くらいのところまでは。
 私の妻は「もう、いいよ~!」と叫んだくらいだ。
 でも、一見の価値あり。満足だった。

★ジョエル・M・リード監督『悪魔のしたたり』ヘア無修正版(笑)

 チープなつくりのわりに妙にリアル。エグイ。
 見世物小屋で発生する、誘拐、監禁、殺人……。
 うーん、ラストは妙にテンション高く明るいのだが……。
 全然違うけど、イーライ・ロス監督『ホステル』の後味に
 似ている。あの日本の娘が目に焼き付いて……。

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