« June 2012 | Main | August 2012 »

2012.07.31

デッド寿司

いつの間にか7月も終わりだ。
私の仕事場にはクーラーをつけていないが、
扇風機で十分。
南方熊楠翁に倣って、上半身裸で仕事してるのだ。
ムフフ。

最近、芸能人の妊婦ヌードというのが
やたら流行っているようだが、
そんなに需要があるものなのか?
見たいと思います?

これ、まだ、公開されていないのかな。

●『デッド寿司』井口昇監督

寿司が、突如、人間に襲いかかってくる。
予告編を観ただけで、バカバカしさが
伝わってくる。
(ググるとすぐ観られますよ)
観たい!

河崎実監督の『日本以外全部沈没』とか、
『あっ!この家にはトイレがない! 』
みたいなナンセンスなテイストが感じられる。

好きだなあ、こういうの。

|

2012.07.30

メメント・モリ

仕事を効率よく進めるために、
非常手段をとる。
ちょっと、ヤバい状況になってきたからだ。

まず、
自宅仕事部屋に自主的にカンヅメになること。
散歩も最低限にする。

それから、しばらく断酒する。

あとは、眠気対策。
とにかく、眠くなったら短い仮眠をとる。
頭をベストコンディションにしたいから。

総力戦だ!

昨日のオリンピック柔道、韓国選手に少し同情。
審判3人が韓国選手の旗をあげたが、なんと、
すぐにその判定がくつがえされ日本選手が勝ったのだ。
韓国選手は明らかに劣勢だったけど、
一旦喜ばせておいて、判定くつがえすなんて
ヒドい。

実は、私の本は何冊か韓国語訳が出ていて、
いわば、韓国の皆さんはお得意様なのだ。
だからといって、胡麻すってるわけではないですよ(笑)。

いまの仕事の資料の1つ。

●『メメント・モリ』藤原新也(三五館)

メメント・モリ--死を想え。

名著『東京漂流』の著者が放った「死」の写真集。
といっても、おどろおどろしい遺体写真がわんさか
でてくるわけではない。

例の、インドでの、ヒトの遺骸がイヌに食われている
写真なども入っているけれど、
ほとんどは、静謐な風景のなかにひそむ
死の気配や予感や希求を写し取った写像だ。

藤原新也の写真には、どれも「沈黙」が視覚化されている。
説明的な写真など一切ない。
だが、沈黙の陰には、凍っていた饒舌が堰を
切ろうとしているかのようだ。
死のような静けさと、横溢する生命力。

藤原新也が本書でいいたかったことは、これだ。

「街にも家にもテレビにも新聞にも机の上にも
 ポケットの中にもニセモノの生死がいっぱいだ。
 本当の死が見えないと本当の生も生きられない。
 等身大の実物の生活をするためには、等身大の
 実物の生死を感じる意識をたかめなくてはならない
 死は生の水準器のようなもの。
 死は生のアリバイである」

私たちは、生のアリバイである死を想い、
実物大の生を必死で生き抜くしかない。

|

2012.07.29

素晴らしき哉、人生!

明け方、仕事が進まなくなって、
DVDを観ることにした。

●『素晴らしき哉、人生!』
 フランク・キャプラ監督
 ジェームズ・スチュアート、ドナ・リードほか出演。

1946年ゴールデン・グローブ監督賞受賞作品だそうだ。

私は、初めて観る。
名のみ知る映画の1つだ。

パッケージに、
「良き時代のアメリカ映画の代表作」
と書いてあるが、まさしくそのものの映画である。


いやあ、いい映画だなあ。
いかにも、アメリカらしい、
底抜け楽観的ハッピーエンドだが、
それでも、すっごく温かい気持ちになる。


自分の夢を犠牲にして、小さな町の父親の貧乏会社を
継がざるを得なくなる主人公ジョージ・ベイリイ。
小さい会社ながらも、町の低所得者のマイホームづくりを
助けてきた。

それをことごとく妨害しようとしてきたのが、
町の実力者ポッターという、わかりやすい悪役。

貧しいけれど明るい家庭を大切にしてきた主人公に、
ある日、人生最大の危機が襲う。

絶望し、壊れてしまった主人公は、橋から投身自殺を図る。
「俺なんかいないほうが、妻も町の人も、みんな幸せになったんだ」

そこへ、天から遣わされた「2級天使」が来て、妙案を思いつく。
ほら、君が、もし生まれてこなかったら、町はこんな風に
なっていたんだよ……。


良き時代の、よくできたファンタジー。
けっこう、昔の名画って見逃しているものだ。

|

2012.07.28

アネクドテン

原稿を書くときは、Wordみたいな、
不便で重たいだけのソフトは使わない。

フリーソフトのテキスターとか、エディターと
呼ばれる軽いソフトを使っている。

フリーソフトではないけど、
最近愛用しているのは、
「O's Editor」だ。

見出しの頭に■や●などの記号を付けておくと、
見出しだけの一覧表をつくってくれる。
その見出し一覧から、書きかけの項目を選んで、
クリックすると、すぐ、その項目に飛べる。

いままでは、ひたすらスクロールしないと、
目的の項目にたどり着けなかったのだが、
これは便利。

おお、ロンドンオリンピックの開会式で、
ポールが登場。
やはり、この人しかいないよなあ。

最近、聴きなおしているCD。

●「グラヴィティ」
  アネクドテン

スウェーデンのプログレバンド。
メロトロンの氾濫に酔える。
そういえば、いつか中古楽器店で、
メロトロンが200~300万で売られていた。

|

2012.07.27

ドラコニアン・タイムズ

読まなきゃならない資料が多く、
目を酷使している。

いつの間にか、老眼だものなあ。

原稿書くときには裸眼のほうがいいので、
メガネかけたり外したりが煩わしい。
なんかいい方法ないのかな。


暑さを吹き飛ばすため、ヘビメタを聴く。

●「ドラコニアン・タイムズ」
  パラダイス・ロスト

ゴシックメタルの雄。
なかでもこのアルバムは最高傑作だ。
まさしく鋼の音色がするギターがしびれる。
シャロン・テート殺人事件の主犯、
チャールズ・マンソンの声が入っていたりする。
やるねえ。
なかでも、「yearn for change」は、
ヘビロテ必至の名曲。

|

2012.07.26

ルナスケープ

長いあいだ使っていたフリーソフトの
ブラウザ「ぶら。」が、開発終了してしまい、
不具合が増えてきたので、
「ルナスケープ」に変えた。

私は仕事で、いっぺんに多くのサイトを参照
することが多いので、タブ式が便利なのだ。
「ぶら。」もそれで使ってきた。

「ルナスケープ」もタブ式で、少し不満な
点もあるが、使うことにした。

少しずつだが、仕事も進んできた。
体調もやや良くなってきたか。

|

2012.07.21

私の文章修業時代

駆け出しのライターのころは、
いろいろな文章稽古をしたものだ。

以下、効果のなかった方法も交えて。
こんな鍛錬してました。


1 毎日仕事の前に「漢籍」を
  声を出して読む。
  「四書五経」は全部読んだ。
  簡潔な文章の鍛錬にはなった。

2 原稿用紙に、名文家の文章を
  書き写していった。
  名文家の文章が、かならずしも、
  名文ではないことがわかった。

3 好きな作家の作品の中から、
  よく使われる語彙、言い回し、レトリックを、
  チェックし、抜き出す。
  どのように使われていて、どんな効果があるか
  追究する。

4 次の段階では、日記を、好きな作家の
  文体模写で書いた。
  金井美恵子風、澁澤龍彦風、寺山修司風など。
  意外なほど、本人に近い文体ができる。

5 古本屋の100円コーナーで、適当な本を
  数冊手に入れ、容赦なく徹底的に赤入れする。
  「この下手くそめ!」 気持ちいい。
  編集者は、作家の作品に手を入れていくことによって
  最高の文章練達者となる。


ほかにもあるけど、あとは企業秘密ということで(笑)。

|

2012.07.19

太陽と戦慄

あと、もう少し。
眠気と戦いながら、漸進する。

最近、昔のCDを聴き直しているのだが、
改めて、いいなあと思う。


●「太陽と戦慄」キング・クリムゾン

キング・クリムゾンのアルバムで、
リアルタイムで聴いていたのは、ここまで。
次の「レッド」以降は、だいぶ後から聴いた。

それにしても、このアルバムは衝撃的だった。
悪夢のようなイントロから、
突如、夢を破るような、ダイナミックな奏音。
びっくりしたなあ。

何年か前に、このアルバムの「イージー・マネー」が、
テレビCMで使われていたのには驚いた。

いやあ、何度聴いても、味わいが増すばかりだ。
クリムゾンの最高傑作といっていいと思う。

|

2012.07.18

声に出して読みにくい書名

ようやく、仕事が1本終わりに近づいてきた。
もう少しだ。


書物のなかには、
口にするのをはばかられるような書名のものがある。

たとえば、作品社の「文化史」「歴史」「大全」の
一連のシリーズ。
女性の皆さん、失礼します(汗)。


『ヴァギナの文化史』イェルト・ドレント
『ペニスの文化史』M・ボナール/M・シューマン
『体位の文化史』A・アルテール/P・シェルシェーヴ
『ビデの文化史』ロジェ=アンリ・ゲラン
『マスターベーションの歴史』石川弘義
『オルガスムの歴史』ロベール・ミュシャンブレッド
『アナル全書』J・モーリン
『おなら大全』ロミ/J・フェクサス
『うんち大全』J・フェクサス

どれも、決して興味本位の本ではなく、
真面目な学術書のスタイルをとっている。

しかし、ちょっと書店で、「この本ありますか?」と
尋ねにくい本ばかりだ。

で、そのなかでも、極めつけがこれだ。


●『お尻とその穴の文化史』
  ジャン・ゴルダン/オリヴィエ・マルティ
  藤田真利子訳(作品社)

なにか、とても、変態チックな内容を連想させる書名だ。
帯にも、「アヌスは、性器なのか、排泄器なのか?」
と、大書されていて、羞恥心を煽る。

しかし、半分以上が、真面目な医学的知識で
埋められている。
なにしろ、著者は、消化器系の医師なのだ。


第1部 アヌスとは、いかなるものか?
第2部 アヌスの機能とそれをめぐる歴史
第3部 アナル・セックスの歴史
第4部 芸術とアヌス
第5部 すこやかなるアヌス
第6部 すこやかならざるアヌス


と、目次を見ればわかるように、
ほとんどが、お尻とその穴をめぐる
文化史、医学情報なのである。
「それっぽい」のは、第3部くらいだ。

学術書とはいいながら、くだけた内容であり、
退屈せずに楽しく(?)読める。
収められた図版も多数。

目からうろこの情報も多かった。
たとえば、座薬は、平らな方から入れるのが
正しいのだという(反論もあるらしいが)。

このようなキワ本(失礼!)を発掘し、刊行した
作品社の勇気に敬意を込めて。

|

2012.07.16

青蛙堂鬼談

この何日か、資料を読むのと仕事するのとで、
ほぼ精一杯。
ラストスパートの日々だ。

こんなときは、少しずつかじれる、
掌編集のような本がいい。


●『岡本綺堂集 青蛙堂鬼談(せいあどうきだん)』
 日下三蔵編(ちくま文庫 怪奇探偵小説傑作選1)

綺堂といえば、『半七捕物帳』だが、
怪談の語り手の名手でもある。

同好の士たちが、一夜一堂に会し、薄明かりの元、
一人ずつ、とっておきの怪談、奇談、恐怖譚を語る。

伝統的、百物語のシチュエーションにぞくぞくさせられる。
モダンホラーのようなショッキングな話はない代わり、
人情、土俗、運命的な、風趣のある物語を楽しめる。

|

2012.07.12

はげまして はげまされて

新党の名称、書くのも恥ずかしい。
バッッッカじゃないの!
まったく、わかっていない。
国民の生活を守るなんて当たり前だ。

だが、政治家の最大の役割、
それは、国民の安全を守ること。
「国民の"安全"が第一」だろ!

こんな政党に、安心して政治任せられるか!
日本が乗っ取られちまう。


気分を変えて、ほっこりした本を読んだ。

●『はげまして はげまされて
  93歳正造じいちゃん56年間のまんが絵日記』
  竹浪正造(廣済堂出版)

青森県北津軽郡の著者が、長男のわんぱくぶりを
記録しようとして、1955年にはじめた絵日記が
56年間分溜まった。

当時(昭和)の生活感たっぷりの、のほほんとした
郷愁あふれる画文集。

奥さん、娘さんの早すぎる死も哀切だ。

絵もなかなかうまいし、ユーモアもたっぷりだ。
大正、昭和、平成を生きた一庶民の歴史としても、
戦後史の貴重な記録としても読める。

テレビ番組で紹介されたことをきっかけに出版へ。
56年間分の日記(1日も欠かしていない)を、
192ページに収めてあるので、あっさりしている感はあるが、
それでも、心を動かされる場面がいっぱいだ。

ああ、心が洗われる時間を過ごさせてもらった。
新党の連中も学ばせていただけ!

|

2012.07.11

校門の時計だけが知っている

大津市立皇子山(おうじやま)中学校のいじめ自殺事件は、
ますます、波紋を広げている。

すでに、加害者側の生徒や両親の名前も、
ネットでは広まっている。

凄惨ないじめの実態も明らかになりつつあるが、
いまのところ、どこまでが事実か、
当事者以外は確かめようもない。

それにしても、学校や教育委が、いじめの実態を
隠そうとする体質がまったく変わらないのは、
いかなることか。


おりしも、2005年埼玉県、北本市立北本中学校で
起きた、女子中学生いじめ自殺事件で、
遺族が市と国に損害賠償を求めた裁判に
敗訴したというニュースが流れた。

この事件も、しかりである。


私は、個人的には、かつて呉智英師の述べた、
いじめられたほうが自殺するなんて馬鹿げている、
自殺するのなら、いじめたやつを殺せ、
殺しても少年法が守ってくれるから、
という意見に賛成である。


●『校門の時計だけが知っている 
      私の[校門圧死事件]』
  細井敏彦(草思社) 1993年刊

1990年、遅刻しそうになった女子高校生を、
教師が鉄の門扉を閉めて圧死させた事件を
覚えているだろうか。
このような悲劇がなぜ起こってしまったのか?

この本は、その加害者教師の弁明書である。
著者は、これまでの教師人生を、この事件だけで
否定されるのは、何より悔しいという。

当時、マスコミでは、「管理教育」に対する
批判が大々的に行われたが、私は、一元的に
管理教育を否定できるものではないと思う。
実際、「荒れている」学校は、まったく管理する
側のあきらめによると考えているからである。
いじめ問題も例外ではない。


しかし、この書は、何より著者のマスコミに関する
怨嗟の声に満ち溢れている。
気持ちがまったくわからないでもないが、
亡くなった女子生徒や遺族の気持ちを考えるなら、
いかがなものか。
黙するという祷りもある。
それがもう語ることさえできない
死者への弔いだと思うが如何。

|

2012.07.09

母の螢

1つの仕事がラストスパートを迎える。
夕食後に仮眠して机に向かう。


●『母の螢 寺山修司のいる風景』
  寺山はつ(中公文庫)

寺山修司の実母の回想記。
すでに『寺山修司と生きて』田中未知(新書館)
を読んで、この人の正体を知っていて読むと、
よくもまあ、
これだけしれじれと自分の都合のいいように
書けるとほとほと感心する。
この書自体が、モンスターマザーの証だ。


●『虚人 寺山修司伝』
  田澤拓也(文藝春秋)

寺山の死後でた「告発もの」の1冊。
まだ、拾い読みしかしていない。
寺山修司の「嘘と虚飾に満ちた」人生を
関係者の取材などをもとにたどっている。
しかし、それでも、鬼才・寺山修司は不滅だ。

|

2012.07.07

ヴァン・ヘイレン!

11月27日のヴァン・ヘイレンのチケットをゲット!
東京ドーム公演。

今回は、オリジナルメンバーの、
デイヴィッド・リー・ロスが参入している。

黄金期のヴァン・ヘイレンじゃありませんか。

ファーストアルバムを聴いた時の衝撃は
いまでも忘れられない。

落ち込んだ時、何度救われたことか。

あとは、公演日まで、リーが喧嘩別れしないことを
祈るだけだ(笑)。

|

2012.07.06

ソノ気にさせて

睡眠不順で、2、3日頭がふらふらだったが、
なんとか復調。

仕事が溜まってしまった。

読まなければならない資料も、
溜まる一方だ。


景気づけに選んだCDは、
『おしえてアイドル ワーナーミュージック編
 ソノ気にさせて』 (Pヴァインレコード )

倉沢淳美、細川直美、吹田明日香、横須賀昌美、
畠田理恵、武田久美子、小原靖子、A-cha、
藤谷美紀、工藤夕貴、浅香唯、加藤香子、YUKI、
橋本美加子、杉浦幸

といった80年代アイドルのコレクション。

星野由妃の「恋人達の長い夜」と、
19歳で夭折した志賀真理子の
「Rainy Day Hello」が、胸に沁みる。

|

2012.07.02

鼠騒動記

4、5日前から、わが家にネズミが出現。
部屋の中に突然現れる。
ちょっとしたパニックになった。

大家さんに相談すると、
区役所から、殺鼠剤とネズミホイホイ(?)を
4枚もらってきてくれた。
強力な粘着剤を塗った板。

ネズミを見かけた場所を中心にしかける。
殺鼠剤は、見えない場所で死なれても困るので、
使わず。

今朝、妻が、しかけにかかったネズミを発見。
身動きできなくなったネズミを見ると、
かわいそうな気がしたが、ポリ袋に入れて、
ゴミ捨て場に。

ごめんね。成仏して。

|

« June 2012 | Main | August 2012 »