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2012.07.21

私の文章修業時代

駆け出しのライターのころは、
いろいろな文章稽古をしたものだ。

以下、効果のなかった方法も交えて。
こんな鍛錬してました。


1 毎日仕事の前に「漢籍」を
  声を出して読む。
  「四書五経」は全部読んだ。
  簡潔な文章の鍛錬にはなった。

2 原稿用紙に、名文家の文章を
  書き写していった。
  名文家の文章が、かならずしも、
  名文ではないことがわかった。

3 好きな作家の作品の中から、
  よく使われる語彙、言い回し、レトリックを、
  チェックし、抜き出す。
  どのように使われていて、どんな効果があるか
  追究する。

4 次の段階では、日記を、好きな作家の
  文体模写で書いた。
  金井美恵子風、澁澤龍彦風、寺山修司風など。
  意外なほど、本人に近い文体ができる。

5 古本屋の100円コーナーで、適当な本を
  数冊手に入れ、容赦なく徹底的に赤入れする。
  「この下手くそめ!」 気持ちいい。
  編集者は、作家の作品に手を入れていくことによって
  最高の文章練達者となる。


ほかにもあるけど、あとは企業秘密ということで(笑)。

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