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2012.08.09

ロマンティック・リハビリテーション

一つずつ仕事を片付けていく。
焦ってもしょうがない。

資料の一つ。

●『大西成明写真集
  ロマンティック・リハビリテーション』
  (ランダムハウス講談社)

実は、著者は、私の若き日の会社の同僚。
あのころは、お互い無我夢中だったなあ。
金も暇もなかった(笑)。
写真スタッフだった彼は、その後独立して、
いつの間にか、良質の仕事を残している。

著者は、写真週刊誌『フライデー』に、
全国の医療機関を取材した、
『病院の時代 バラッド・オブ・ホスピタル』
を連載していた(講談社出版文化賞等受賞)。

その間に知ったリハビリ施設に興味をもち、
今回の写真集を企画した。

本書では秋田から沖縄まで、
20のケースが紹介されている。
事故や病気の後遺症、先天的な障害などで、
必死にリハビリに取り組む患者と、
それを指導する療法士たちのストーリー。

皆いい顔している。
本書の冒頭に掲げられた、
「リハビリテーション 夢みる力」
というフレーズが胸を打つ。

登場した人たちは、むしろ、健常者より明るく、
エネルギーにあふれている。
そして、リハビリの現場には優しさの横溢。
ああ、人間が生きている。

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