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2012.09.06

ヨブ記

締切まであとわずか。
もはや、昼も夜もない。
眠くなったら寝て、
起きているときはほとんど仕事、
という毎日。

今日、読んでいる資料。

●『ヨブ記』関根正雄訳(岩波文庫)

旧約聖書のなかで、もっとも重要な書を
一つだけ選ぶとしたらどれか?

衆目は一致している。
「ヨブ記」だ。

旧約聖書は、大きく[律法][預言者][諸書]
に分かれるが、
「ヨブ記」はそのうち、[諸書]に当たる。
[諸書]には、ほかに「詩篇」「箴言」がある。

「ヨブ記」。
これくらい劇的な展開をもつ書は旧約聖書では
ほかに見当たらない。

以下、大幅に端折って内容をたどってみると……。


ヨブは裕福でありながら、信心深い人物だ。
あるとき、サターンが神にささやく。
彼の体に害を及ぼせば、信仰も捨てるに違いないと。
神はサターンにヨブの身を委ねる。

かくて、ヨブはサターンによって、全身腫れ物だらけにされた。
それでも、ヨブは信仰を捨てない。
そこに、3人の友人が訪ねてくる。

この3人の友とヨブの討論が、一つの見せ場だ。
さしものヨブの信仰心も揺らぎ始める。

さて、最後に、なんと神とヨブが直接対話する。
ここが、戦慄的な、この書の白眉だ。

これ、すごいんだよねえ。
旧約聖書は全部読む必要はないから、
「ヨブ記」だけは読んでおくべきだと思う。

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