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2012.09.11

黙示録論

締切は過ぎたものの、
100%は達成できなかったので、
あとは残りを完成させなければ(汗)。
もうちょいだ。

自分で企画したとはいうものの、
楽な仕事ではなかった。
でも、好きでやっているのだから。

候補に入れていた本も、
読みちらしたあげく、ボツにしたのも多い。
まあ、棚に眠ってたのをこの際、
読むことができたのはよかった。

改めて読もうかと思った本。

●『現代人は愛しうるか 黙示録論』
  D・H・ロレンス/福田恆存訳(中公文庫)
 (現・『黙示録論』ちくま学芸文庫)


ロレンスの「黙示録」への嫌悪、憎悪の本。

いや、そもそも「黙示録」こそが憎悪の書であった。
ユダヤ教徒、キリスト教徒の、怨念、憎悪、選民思想、救いを、
思わせぶりな象徴や、わざとわかりにくい隠喩で
飾り立てたのが、「黙示録」であり、

その極端なのが新約聖書「ヨハネの黙示録」であった。

思わせぶりな象徴は、想像力の乏しいユダヤ教徒が、
異民族からイメージ・シンボルを借りてきたからであり、
わかりにくい隠喩は、世の権力者からの隠れ蓑だった。


「神的な権力を崇拝するたぐいの精神は、
 かならずや象徴においてものを考える
 という傾向があるからである」


「いずれにしろ、純粋なクリスト教精神なるものは国家、
 あるいは一般に社会というようなものとは
 絶対に相容れぬ存在である」


以前、読んだときは、
こんなところにアンダーラインを引いていたのだなあ。
もう一回ちゃんと読み返したい。

じゃ、仕事に戻ります!

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