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2012.10.14

多読術

毎年、涼しくなってくると、
鼻炎になる。
たぶん、何かのアレルギーなのだろう。

●『多読術』松岡正剛(ちくまプリマー新書)

わが師匠の読書術。


「本は二度読まないと読書じゃない」

「それでも、蕪村や漱石やカフカや
 ドストエフスキーなど、一回読んだから
 いいやということのほうが多かった。
 とくに小説はね。それがあるとき、
 再読してみたらまったく異なる印象を
 受けた。そういう最初のきっかけは露伴の
 『五重塔』だったかな」


「で、そうした生活のなか、またまた借金を
 返しながら、そのお金の一部をむりやりさいて
 全集を揃えていきました。いまでも鮮やかに
 おぼえていますけど、『折口信夫全集」
 『岡倉天心全集』『南方熊楠全集』
 『三枝博音著作集』です。この順番ですね」

「やっぱり読書の頂点は「全集読書」なんですよ」

「ぼくはどんな芥川龍之介論 よりも、
芥川全集の月報を読んだときのほうが
 芥川のことが見えた記憶があります」

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