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2012.10.15

神秘昆虫館

気候が急変したせいか、
急に朝型にしたせいか、
体調がすぐれない。
眠い。

●『神秘昆虫館』国枝史郎
 (講談社 国枝史郎伝奇文庫)

国枝史郎でいちばん最初に読んだのは、
『神州纐纈城』。
次が『沙漠の古都』だった。
いずれも、講談社の国枝史郎伝奇文庫。
横尾忠則の装幀がステキ。

そのあと、
『伝奇ノ匣1 国枝史郎ベストセレクション』
(学研M文庫)
で、『八ヶ獄の魔人』ほかを読む。

ほかに、桃源社から代表作『蔦葛木曽桟』が、
出ているが、未入手。

また、未知谷の全集版があるけれど、
高価なので入手断念。


よく言われるように、国枝史郎の作品は、
しばしば大風呂敷を広げすぎて、
途中で物語が破綻する。
でも、その破綻するほどの大風呂敷が、
魅力なのだ。


『神秘昆虫館』は、なかでもうまくまとまったほう。
「永生の蝶」の神秘を探るため、
剣侠の旅に出る主人公、一式小一郎。
そして、ライバルの南部集五郎。

伝奇小説の見せ場がたっぷり。
小粒だけど、お気に入りの一冊。

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