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2013.01.14

パラケルスス 自然の光

今日は、編集の人と打ち合わせの予定だが、
雪になってしまった。

仕事の資料として読む。

●『パラケルスス 自然の光』
 J・ヤコビ編/大橋博司訳(人文書院)

●『奇跡の医書』パラケルスス著
 大槻真一郎訳(工作舎)

●『パラケルススの世界』種村季弘
 (青土社)

伝説的な医師、錬金術師、パラケルスス。
1493年(あるいは1494)、スイス生まれ。

種村季弘さんや澁澤龍彦さんの読者なら、
つとに名前は知られているであろう。

医師としては、5つの病因説を説いた。
「天体因」「毒因」「自然因」
「精神因」「神因」の5つだ。

それに対して5つの治療法がある。
「自然的」「特殊的」「心理的」
「霊的」「信仰的」の5種類である。

錬金術の分野では、万物は、
「硫黄」「水銀」「塩」からなるという
「三原質論」を唱えた。

どれも、現代の医学、化学から見れば、
ある種、珍妙な説なのだが、
後世に与えた影響は大きかった。

古代からの秘教的医学、錬金術と、
近代の医学、化学との橋渡し的な
役割をしたと考えられる。

栄光と、遍歴、放浪の波乱万丈の
人生だった。

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