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2013.01.06

八百万の死にざま

仕事が忙しくないときは、
ウェンディーズで、
ミステリーを一気読みするのが
楽しみだった。

スティーヴン・キング、クーンツ、
マキャモンなどは、時間も忘れて
没頭できた。

有名作なのに、いままで読んでいなかった
本を正月中に読む。


●『八百万の死にざま』
 ローレンス・ブロック(ハヤカワ文庫)

主人公の無免許探偵マット・スカダーが、
アル中であるということで意表をつかれる。

現役警官のとき、誤って少女を射殺したのが
トラウマとなっているからだ。

そのスカダーのもとに、コールガール(死語?)
のキム・ダッキネンから依頼がくる。
ヒモとの関係を切りたいというのだ。

チャンスという名前しかわからないそのヒモを
なんとか探し出し、キムからの依頼をなし遂げる。

ところが、キムはそのあとで何者かに惨殺されるのだ。
そして、なんと有力な容疑者チャンスから、真犯人を
探すことを依頼されるのだが……。

もちろん、最後は意外な犯人が明らかになるけれど、
話の途中途中で、アル中体験者の会に出席するのが
おもしろい。
こんな探偵、ありなのか?
でも、満足。

それにしても、主人公は、よく飲み食いする。
とくに、ホットドッグが好物のようだ。
読んでいるうちにホットドックが食べたくなる。
きっと、アメリカのホットドックは馬鹿でかいのだろうが。

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