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2013.05.29

嫌いな人に逢ったことがない

仏教の八苦とは、

生、
老、
病、
死、
愛別離苦(あいべつりく)、
怨憎会苦(おんぞうえく)、
求不得苦(ぐふとくく)、
五蘊盛苦(ごうんじょうく)
のことだ。

愛別離苦とは、愛するものと別れること。
怨憎会苦とは、嫌いな奴に会うこと。
求不得苦とは、欲しい物が得られないこと。
五蘊盛苦とは、すべてが苦しいこと。


このなかで、私が注目するのは、
怨憎会苦だ。
人生で、嫌いな奴に会うほど苦しいことはない。
その通り!


『私はまだかつて嫌いな人に逢ったことがない』
(PHP研究所)と言ったのは淀川長治さんだが、
私には何人か嫌いな奴がいる。

だが、この年になってわかってきたのだが、
こちらが嫌いでも、相手のほうは、
意外と私には好意をもっていることが
あるのだ。

なぜだろう。
よく考えてみると、相手は、いつも私に
言いたい放題言っている。
それに対し、私はうまく反撃できて
いないからではないのか。
いい人と勘違いされてしまうのだ。

それに、私は頭が鈍いので、その場でカッとくることが
少ない。
つい、怒りそこねてしまうのだ。
その分、あとでじわじわと怒りが沸いてくる。

だからかな。


だが、例外もある。
これまでの人生のなかで、最も嫌いな2人だけは、
私に明らかな悪意をもっている。
こいつらだけは許せねえ(なんちゃって)。
よほど波長が合わないんだな(笑)。

怨憎会苦である。

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