« 銀河鉄道の夜 初期型 | Main | 全集揃え »

2013.05.05

白魔

アーサー・マッケン!
作者名を唱えるだけで、はやくも、
エクスタシーを感じるような作家は
そうそういるものではない。

私が、マッケンを知ったのは、
もちろん、創元推理文庫の、
『怪奇小説傑作集1』(平井呈一訳)
である。

「パンの大神」という恐ろしくも
摩訶不思議な作品との出合いである。

牧神社版の『アーサー・マッケン作品集成』を
買ったのは学生の頃だったろうか。

箱に原色のカバーをあしらった6冊は、
背を見ているだけで恍惚感を誘った。

それを、なんと、たび重なる引越しのどこかで
処分してしまった。
後に沖積舎版がでたが、私はやはり牧神社版に
愛着がある。

しかし、近年、南條竹則訳『白魔』
(光文社古典新訳文庫)や、
創元推理文庫『怪奇クラブ』が復刊されるなど、
マッケンが再評価されているようだ。

うれしい限りである。
今度、ゆっくりマッケンの魅力を語ってみたい。

|

« 銀河鉄道の夜 初期型 | Main | 全集揃え »