« 夜のピクニック | Main | 映画「つぐみ」 »

2013.11.22

映画「震える舌」

やらなければならない作業が増えていく。
少し、頭の中を整理してかからないと……。


●「震える舌」野村芳太郎監督
  渡瀬恒彦、十朱幸代ほか

一部では、カルトムービーとされているが、
まっとうな作品だ。
少なくともホラーではなく、
真面目な闘病記だった。

一人娘が破傷風に冒され、苦悩する両親の
姿がリアリスティックに描かれる。

ちょっとでも騒音がしたり、光に当たると、
少女は痙攣を起こす。
5~6歳の女の子だが、この痙攣がリアル。
演技とは思えない。
その部分が「エクソシスト」を思い起こさせる
ので、ホラー映画と勘違いされるのかもしれない。

場面のほとんどは、光の閉ざされた暗い病室で、
息が詰まるような迫真力がある。
脇役に宇野重吉や中野良子など芸達者が
固めているのも見所だ。

カルト映画だろうと、不純な動機で見たのだが、
感動作だった。

|

« 夜のピクニック | Main | 映画「つぐみ」 »