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2013.11.17

あの日の僕らにさよなら

仕事が思うように進まず、停滞した日々だった。
読書欲も湧かない日々が続いた。
でも、そろそろ回復したかな。

“青春”に関する小説3本読む。


『あの日の僕らにさよなら』平山瑞穂
(新潮文庫)
帯に「昔の恋人に電話したくなる本No1!」
とある。
確かに青春期を振り返りたくなる一冊だ。

「私は今でも、11年前のあの夏の夜に、
あのまま桜川君の家に泊まっていたら
どうなっていたんだろうと考えてみる
ことがあります。……そのまま朝まで
一緒にいたとしたら、私達の人生は、
全く別の物になっていたかもしれません」

“もしも”を考えるのは大人の特権だ。
主人公二人は、あの夜以来、お互いまったく
予想もできなかったほどの変貌を遂げる。
どこかで道を踏み外してしまったようだ。

男運が悪く、散々な目に遭う祥子。
セックスフレンドの数を誇る桜川。

11年後の再会はほろ苦いものだった。
しかし、それぞれ新しい人生を踏み出す
力を得る。

いい話だなあ。
昔の恋人の名前をパソコンで検索するのは、
けっこう多くの人がやっているのだろうか。

あとの2冊については、また後日。

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