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2017.12.23

冥途

●『冥途』内田百間(ちくま文庫)

内田百間(門構えに月)の短編集。
短編というより掌編といったほうがいいか。
どれも夢の中の風景そのものだ。
悪夢のようでもあり、ときにユーモラスでもある。
この味は百鬼園先生でなければ出せない。

確かにこんな夢を見てもおかしくない。
しかし、見た夢をそのまま書いても、
こんなに夢らしくはならないだろう。

何度でも読み返したくなる本だ。

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