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2018.02.24

新・大貧帳

●『新・大貧帳』内田百間(福武文庫)

内田百間(門構えに月)のお金にまつわる随筆集。
百鬼園先生は借金の名人だった。
そして、お金に関して独特の哲学をもっていた。

百鬼園先生によれば、世の中には
二種類の人間がいる。
一つはお金の足りない人たちであり、
もう一つはお金が余っている人である。

どちらかといえば、前者のほうである筆者などは、
あるときは共感し、あるときはそんなのありか、
と驚きながら読んだ。

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2018.02.10

贋作吾輩は猫である

●『贋作吾輩は猫である』内田百間(福武文庫)

内田百間(門構えに月)の小説。
漱石版『吾輩は猫である』で成仏したかと
思われた猫が実は生きていた。

猫から見た人間という奇妙な生き物の生態が、
本家『猫』に負けず劣らず、ユーモラスに
描かれている。

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