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2018.07.25

記憶喪失の君と、君だけを忘れてしまった僕。

●『記憶喪失の君と、君だけを忘れてしまった僕。』
 小鳥居ほたる(スターツ出版文庫)

本書はいわゆるケータイ小説の部類に入るらしい。
興味津々で読んでみた。

ある日、大学生の主人公の前に、超かわいい
女子高生が現れ、そのまま同居するという
ありえないストーリー。

少女は記憶喪失で、自分の名前以外すべてを
忘れていた。苗字さえも。
病院に行くことも警察に行くこともおびえて拒否する
少女を主人公は守ろうと決意する。

そして、お互い、惹かれあっていくが、一線を越える
ことはなかった。
将来の目標を見失っていた主人公は、少女のおかげで
小説家になりたかったという夢を取り戻す。

しかし、その少女は一週間ほど経って姿を消してしまう。
再び目標を見失う主人公だが……。

読んでる方が気恥ずかしくなるような愛情表現に、
やや辟易させられるが、作者のメッセージは伝わってくる。

帯には「ラストは絶対号泣!」と書かれていたが、
果たして……。

しかし、ケータイ小説も意外とバカにならないものだと
感じ入った。

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